太陽光発電システムは、よく「 本当に30年も使えるの? 」と質問されますが、本当に使えます。
30年以上前なので、今より性能は劣りますが、それでも問題なく稼働し続けている実例が多数存在しています。
1983年、「自然エネルギーで観音様を照らしたい」と いう 当時のご住職の思いから、大観音石像を照らす照明の電源 として設置されました。2011年、性能評価試 験を実施した ところ、劣化はほとんど見られず、2016 年3月まで33年も 安定稼動しました。
1978年、SHARPは長崎県御神島(現・尾上島)という電源のない離島 の無人灯台へ「永く使用でき、長期間、保守も不要」なため設置されま した。多少劣化等はあるものの、2009年までの 31年間も発電稼動を 続けました。
太陽光発電は、30年間利用できますが、メリットが大きい「固定買取制度」は10年間で終了してしまいます。
確認が必要です。
今は、「固定価格買取制度」のおかげで、高い単価で売電が出来ています。
しかし、固定価格買取制度終了となった11年目以降では、果たして何円で売電できるのでしょうか?
2018年の10月以降、経済産業省(資源エネルギー庁)が主体となって、市場が活性化されています。
FIT(固定価格買取期間)が終了となる方が既に出てきており業界の一大事としてどんどん認知度が高まっているのです。
大手メディアでも盛んに社会問題として取り上げられている
資源エネルギー庁の太陽光売電終了問題に関する特設HPの「どうする?ソーラー」によれば、
固定買取期間が終わった後の選択肢は、2つに絞られると言われています。
以下の棒グラフが電力会社の電気料金に占める費用の内訳です。
電力を発電するための燃料費がおよそ10円であるため、電力会社は仕入れ値である10円以上の価格で電力を購入
することは、考えられません。
固定価格買取制度終了後、売電収入は激減してしまいます。
そこで、せっかく設置された太陽光発電を賢く使うには、以下のような使い方がベストだといえます。